花粉症や鼻炎には、自律神経のバランスの乱れも関わっていると考えられています。
花粉症はアレルギー反応のひとつですが、自律神経が乱れると鼻水・鼻詰まり・目のかゆみといった症状を悪化させます。
自律神経のバランスを整えることで花粉症の症状を軽減することにつながります。
そこで今回は「自律神経の乱れと花粉症/鼻炎の関係」についてポイントをまとめてみたいと思います。
自律神経が乱れるとどうなる?[自律神経の働き]
自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つから成っており、私たちの生命活動を勝手に=自律的に支えてくれています。
自ら(みずから)律する(りっする)と書いて「自律」ですよね。律するは機能するor働く、といった意味だと思ってもらって大丈夫です。英語にするとコントロールが意味が近いですね。
細胞が自ら律する=機能している、のが自律神経です。
あなたが「こうする・ああする」とか意識して動かさなくても自動的に働いてくれている神経が「自律神経」です。
自律神経の主な働きは、体温調節や内臓機能、細胞分裂などの生命維持に関係する機能が多いです。
自律神経が乱れると、体温調節や内臓機能、細胞分裂や免疫反応などの機能が乱れてしまいます。
具体的には、原因不明の微熱が続く、末端冷え性になる、肌が荒れる、爪や髪がパサつきガサガサになる、アレルギー反応がひどくなる、などがあります。
花粉症と自律神経の乱れ
花粉症の主な症状は、鼻水の分泌が増したり鼻の粘膜が腫れて詰まったりする症状です。
副交感神経の働きが強くなるとこれらの症状が出やすくなりますが、交感神経と副交感神経のバランスが乱れていると花粉症の症状を悪化させるのです。
花粉症や鼻炎などの症状は、自律神経のバランスの乱れによって発症リスクが増大します。
乱れた自律神経を整えるために日常生活で心がけて頂きたいことは次の3つです。
①しっかり水を飲む
私たち人間の約70%は水分でできている、というのは有名な話ですよね。
人間の生命=健康にとって水分は必要不可欠であり、最重要なものです。
しっかりと水分補給することで新陳代謝が上がります。代謝が上がると体内の老廃物をちゃんと排出することにつながりますし、自律神経のバランスを整えることにもつながります。
目安は1日1リットル以上の水を飲むことです。
コーヒーなどの飲み物は利尿作用があり、逆に体内の水分を排出してしまうことになるので、「水」を飲むことが望ましいです。
同じ理由から、ビールなどのお酒も逆効果になるのでほどほどにしましょう。
②規則正しい生活
規則正しい生活を送ることも、自律神経の乱れを整えるのに有効な方法のひとつです。
寝不足や運動不足など、不規則な生活リズムは自律神経の乱れにつながりやすいので、結果的に身体が不健康な状態になりやすくなってしまいます。
早寝早起き、適度な運動、栄養バランスの良い食事、昔からよく言われていることですが、実はこれらは自律神経のバランスを整えることにもつながります。
規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
③良質な睡眠をとる
睡眠不足は自律神経の乱れをひきおこしてしまいます。
睡眠は疲れた身体を休めるため、ということもありますが、それ以外に脳を休ませる=休息させるという効果もあります。
ある研究によると「身体の疲れよりも脳の疲れを休めること」が睡眠の最大の目的であり効果である、という研究結果もあるくらいです。
不規則な睡眠、寝不足状態が続くと脳の疲れがとれず、自律神経が乱れやすくなるので、良質な睡眠をとることを意識してください。
さいごに
花粉症とひとことで行っても症状が重い人と軽い人がいます。乱れた自律神経を整えれば症状が軽減するかもしれません。生活習慣を見直して花粉症とうまく付き合っていきましょう。





